結婚したら仕事やめる？

 

家庭か仕事かという問題

女性が働くのは当然という時代ですが、ここ数年ではそうした働く女性の意識も微妙に変化してむしろ結婚後は専業主婦になりたいと希望する人も多くなってきているといいます。
しかし反対にこれから結婚をしたいと思っている男性は反対に、妻には結婚後も働いてもらいたいと思っている人も増える傾向にあります。

結婚をして子供ができると、どうしても家のことをする人が必要になるので、もし再び働きに出るとしても時間や職種に制限ができてしまいます。
そうした場合にどんなふうに働いていくか、また育休はどのくらいの期間でとるかといったようなことを考えていく必要があります。

仕事は辞めたいけれども…

しかし専業主婦を希望する女性が増える一方で、実際にはその希望が叶えられずに勤務を続けるという人もまた多くなっています。
専業主婦になるということは当然のことながら収入がゼロになってしまうということになるので、結婚相手となる男性の収入だけで二人分～生まれてくる子供たちの生計を立てられるだけの額がなければいけません。
しかしながら一人分ならともかく家族全員の分の生活費となるとなかなか満足いく額まで稼ぐことができる男性というのはそう多くなくなるため、将来のことを思って少しでも長く勤めることを選ぶということになります。

実際アンケート調査をしてみると「夫の年収に満足できれば仕事を辞める」「夫の年収に満足できなければ仕事を続ける」と回答する女性を合わせると全体の約41％におよんでおり、厳しい現実に直面していることがうかがえます。
もっとも、「夫の年収に満足しても仕事を続ける」と回答する女性は約55％と半数以上になっているので、結婚をしたからといってすぐに仕事を辞めることを選ぶ人はそれほど多くはないようです。