女性のための恋愛情報

失恋をのりきるコツ

失恋

 

「涙の数だけ強くなれる」といいます

ポップソングなどでこれまで数多く歌われてきた歌詞の一つに「涙の数だけ強くなれる」というものがあります。

これは何か悲しいことを経験して涙を流すほど、他人の痛みを知ることができる優しさを手に入れたり、それを乗り越えることができる強さを身につけられることを示すものです。

年齢が高くなってくると哀しみの種類もかなり豊富になりますが、10代~20代前半くらいの若い時期では人生における最大の関心事はやはり「恋愛」でしょう。

年齢が重なって他の悲しみを知ってくると、失恋をしても「ダメだったか」とあっさり諦めることもできるようになるかもしれません。

しかし恋愛をしてそれが終わった悲しみというのは何歳になっても深く心を揺さぶるものなので、もし諦められると思う恋であってもその悲しみを押し殺すことなくその時にだけ味わえる気持を存分に感じるようにしてもらいたいです。

その恋が本物であったなら例え「こうなることはわかっていた」というものであっても深く心が痛み傷つくのがわかるはずです。

その時にだけ感じられる痛みがあるからこそ次へのステップがあるのだということを忘れないでください。

無理に忘れようとするのではなく受け入れる

失恋を乗り越える方法は人それぞれです。
明るく切り替えの早い人なら「もっといい人をさっさと見つけるぞ!」とばかりに早速おしゃれに精を出して次の出会いを求めるということもできるでしょう。

反対に落ち込みがひどく引きずってしまうタイプの人は、何をしてもつらく感じられてしまい新しい恋人どころか友人と話すことすら辛く感じることもあるかもしれません。

失恋を乗り切るために一番よくないのが、手近なところで寂しさを紛らわせてしまうということです。

失恋をしたばかりの時というのは自暴自棄になっていたり、「私には魅力がなかった」というふうに必要以上に自分を卑下してしまうことがよくあります。

そうしたココロに隙間がある状態では、よくない誘いに引き寄せられがちであり、道を踏み外してよくない相手と付き合ってしまったりします。

失恋をした時には悲しいと思った気持を素直に悲しいと自覚して、自分の気持が弱くなっていることを意識して行動をするようにしましょう。

新しい出会いを求めて活発に行動するにしても、人を避けて内にこもるにしてもとりあえず手近にあるもので心を埋めようとは思わないでください。

「自分は悲しくない、辛くない。早く忘れたい」という押し込めた気持はむしろ手近な間に合わせによる慰めを受け入れやすくなってしまいます。

恋愛をして幸せだった時間を大事にする

別れを迎えてしまう恋愛の場合、そこに至るまでに何度も衝突があったりすれ違いやケンカがあったことと思います。

別れたばかりのときというのはケンカをした場面や相手から言われた言葉、傷ついたことなどよくないことばかりが心をめぐっているものです。

ですが不思議なことにこれが10年~20年もしてくると腹の立った思い出よりもむしろ良かった頃の思い出の方が長く記憶に読みがってきます。

失恋をした瞬間は確かに嫌な思いをしていますが、あとから振り返ってみるとそこまで相手に気持を預けることができたという時期はそれ自体が人生における大きな財産になります。

あとから幸せな思い出をより多く自分の記憶に留めることができるかは、今の時間を幸せに遅れているかが重要になります。

新しい幸せが見つかるまで、じっくり失恋の痛手と思い出に向き合ってみてください。