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ホルモンバランスの乱れ対処法

ソファーに座っている女性

 

女性の大敵「ホルモンバランスの乱れ」

子供を産めるように作られている女性の体は、一ヶ月という周期で大きな変化をするようにできています。

仮にその一ヶ月の中で受精をするに至らなくても、次の一ヶ月の準備をするために体内は常にとどまらず活動をしていきます。

その周期的な変化で最も代表的なのが体内のホルモン分泌量の変化で、それが多く起こることで体調や精神面に大きな影響が及ぼされます。

しかし仕事などが多忙になり不規則な生活を送っていたり、ストレスにより精神面に大きなダメージがあるとその周期的な体内活動が大きく乱れてしまいます。

ホルモンバランスが崩れるとそれまでは感じられなかったような大きな変化が心と体に起こってしまい、時に日常活動にまで支障をきたすことになります。

女性のホルモンバランスの乱れを防ぐためには何より規則的な生活を続けていくことなのですが、長く生きているとずっと健康的な生活を続けることが難しくなってしまいます。

もしここ数ヶ月ずっと体調がすぐれないということを感じているならかなり内部のホルモンバランスが大きく崩れてしまっていることが考えられるので、早めにできる対策からとっていきましょう。

ホルモンバランスの乱れが引き起こすこと

ホルモンバランスが乱れて体に起こる現象としてはまず、冷え、むくみ、便秘、下痢、肌荒れといった体調の変化があります。

こうしたことが起こる理由は、自律神経という体内の調子を総合的に整える部分が正常に働かなくなってしまうことです。

自律神経には覚醒を司る交感神経と休息を司る副交感神経という二種類があるのですが、ホルモンバランスが崩れるとこの興奮と休息がうまくスイッチの入れ替えができず、体をうまく動かしたり休ませたりすることができなくなってしまいます。

ですので朝起きるのがつらくなったり、夜うまく眠れない、イライラして集中力が出ないといったような「なんとなく調子が悪い」という状態が起こってきます。

これが長く続くことにより血行や腸内環境が悪化してくるので、上記のような体調の不調が起こるのです。

言い換えるならばこうした体全体の不調を感じている時には、便秘や冷え対策など1つずつに対応する方法をとってもあまり意味はなく、もっと根幹的なホルモンバランスの部分から調整していかないといけないということになります。

まずはとにかく寝ることが大事

ホルモンバランスの乱れを直すために最も重要なのが「十分な睡眠」です。
体調を直すために薬やサプリメントを使用することも勧められますが、それらはすべてしっかり眠っていることが前提になります。

人の健康において最も重要なことはしっかり質の良い睡眠をするということです。

そのためにまず過度な飲酒や寝る前のブルーライトなど睡眠の質を下げることを避けて、少なくとも7時間くらいはしっかり眠れるようにします。

睡眠をしっかりとることで脳が十分に休むことができるので、それが自律神経の働きを回復し正常に興奮と休息のスイッチの入れ替えができる状態になります。

その上でしっかり体を動かすことができるよう偏りのない栄養分の整った食事をとり、運動などをして体の基礎機能を高めていきます。

もし過度にストレスを感じていると思ったら無理に我慢をせずその原因となるところから一刻も早く逃げることを考えてください。