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効果的な入浴で疲労回復♪

温泉

 

シャワーだけでは疲れはとれません

一人暮らしや夫婦だけといった少人数世帯では、毎日お湯はりをしてゆったりと体をひたらせる入浴方法はなかなか面倒なものです。
特に夏場など汗をかいてしまう時期には、わざわざ熱いお湯の中に入りたいとは思いません。

ですがそうしてお湯に入らない入浴スタイルを続けていると、結果的に大きな疲労を蓄積していくことになってしまいます。
夏場に起こりがちな食欲不振や全身の倦怠感はそうした疲労の蓄積が元になって起こってしまいます。
お湯に入るという入浴スタイルは、単に体を清潔に保つだけでなく、他にもさまざまなメリットを私達の体に与えてくれるものです。

さらに言うなら、女性の多くが体の悩みとして持っているむくみ症状もこの入浴習慣によってかなり改善していくことができます。
ぜひシャワーだけでなく、きちんとお湯の中に体をひたす入浴方法を毎日の生活に取り入れていってもらいたいです。

時間があるときとないときとで入浴方法を変えてみる

お湯に入る入浴が健康によいということはわかっていても、なかなか実践できないという人がよくいうのが「毎日そんなに時間を確保できない」ということです。
入浴方法の中でも特に健康効果が高いと言われるのが、ぬるめのお湯に長く入る「半身浴」です。
しかし半身浴はできるだけじっくり時間をかけて体を内側から温めるのが正しい方法となるので、夜遅くに帰宅をする会社員の方や、家事などに追われる主婦の方がほぼ毎日のように1時間~2時間もお湯に入り続けるというのは難しいでしょう。

時間がなくても効果を高めることができる入浴方法もあります。
実際に多忙なモデルさんや芸能人も取り入れている入浴方法ですが、半身浴とは逆にやや熱めのお湯に素早く入るというやり方です。
温度は熱すぎないくらいの39度くらいがベストです。
お湯に入るときには湯船に入っている時間はだいたい10分くらいにして、長く入ってお湯にあたらない程度でさっとあがるのがコツです。
温度が40度を超える高温のお湯の場合、上がったときに体の温度が高くなりすぎることで交感神経が優位になってしまい、就寝に時間がかかってしまうこともあるので適度な温度にとどめておくことが大事です。

入浴後のケアも大事です

入浴をすると体がぽかぽかと温まるので、できたらそんな気持ちのよい状態のまま眠ってしまいたいと思うところです。
冬場の寒い時期などは、温かいお湯に入ったあとできるだけ早めにお布団に入ってそのままさっと寝てしまおうとしてしまいます。

ですがお風呂から上がってすぐに寝るということは、かえって体に疲労を残してしまうことにもつながるのでちょっと注意が必要です。
お風呂から上がった直後には皮膚表面の毛穴が開いていますし、血行も促進されてよく流れています。
そうしたときにすぐに寝ようとすると体は活動的な状態になっているところで無理に休息をさせることになるので、眠りについても浅く適切に疲労をとることができません。

入浴を終えたら少なくとも30分位は起きて体をゆったりと休めるようにしましょう。
一度体を落ち着かせてから眠ると眠り始めから深い眠りに入るまでの時間も短くなります。