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通販で販売されているED治療薬に関する消費者意識

調べ物をする女性

2011年2月25日から3月2日にかけて、ED治療薬を国内で製造・販売している代表的な4社、日本イーライリリ株式会社ファイザー株式会社バイエル薬品株式会社日本新薬株式会社が共同し、ED治療薬を使用している対象者対して調査を実施した。その調査結果をもとに、通販で販売されているEDの実態や、それを購入する人の意識を徹底調査した。

偽造品の存在に対する認識

「ネット上にED治療薬の偽造品が出回っているとおもうか」かというアンケートをとったところ、ネット購入者の97.5%、医療機関受診の97.2%が「YES」と回答した。この結果から、ネット上のED治療薬には、偽造品の存在があるというとこは共通認識として浸透していることがわかった。

さらに、「ED治療薬品の本物と偽造品を区別できると思うか」というアンケートをとったところ、医療機関受診者の95.1%が識別の困難さを認識し、ネット購入者の74.5%も「区別できない」と回答があった。

しかし、ネット購入者に対して「最近自分が購入したED治療薬が本物だと思うか」とたずねたところ87・8%が「YES」と回答。

つまり、偽造品が区別できないことやネットに偽造品が出回っていることを認識し、そのほとんどが自分の購入しているED治療薬は本物と考えており、自身が購入しているサイトの安全性に対して過信している状況がうかがえた。

ネット購入のリスクに関する意識

次に、偽造ED治療薬が持つリスクに対する認識を調べた。「健康被害が出る可能性があるとおもうか」に対して、医療機関受診者の60・8%が「そう思う」と回答した。しかし、ネットの購入者では、30.3%と健康被害のリスクを十分に自覚せず、治療薬を使用している状況が確認された。

また、「そう思う」と回答した人の割合は「効果が全くない可能性がある」で25・5%、「何が含まれているか保証されていない」でも34.0%にとどまっており、偽造品の実態に対するネット購入者の認識の甘さが浮き彫りになった。

通販で購入したED治療薬による副作用の経験

ネットで購入したED治療薬を使用して副作用と思われる症状が出た経験があるか」尋ねたところ、「症状が出たことがある」と答えたネット購入者は42.8%にも上った。

続けて、その際の対応を尋ねたところ、9割が「放置しておいた」と回答したのだ。こうした状況が、健康被害のリスクにつながると同時に、ネットで販売されるED治療薬の健康被害が把握できない原因の一つにもなっていると考えられる。

しかも、副作用と思われる症状が出た経験のあるネット購入者の7割は「継続して同じサイトで購入している」と回答している。

このことから、ネット購入者の多くが、自己判断で購入を継続していることがわかった。

通販で正規のED治療薬を購入するには

少しでも安いED治療薬をもとめるあまり、副作用のリスクがあり、効果も定かでないED治療薬を購入するのは愚の骨頂だ。しかし、近くにED治療のクリニックがなかったり、コロナ禍で外出を控えなければならない状況においてED治療薬が欲しい場合もあるだろう。そのような場合、専門のクリニックがオンラインで処方するED治療薬を通販で購入することが可能だ。しかし、すべてのクリニックでこのサービスを提供しているわけでなく、直接問い合わせをして確認しなければならない。まだオンライ処方を行っているクリニックは多くはないが、正規のED治療薬を通販で購入できるので下記のクリニックなどを利用してみるのもいいだろう。

ED通販・オンライン処方【浜松町第一クリニック】