毎日のヘアケアで美しい髪を

 

紫外線は髪の毛にもダメージを与えます

最近では、夏場だけでなく一年を通して強烈な紫外線が頭上から降り注ぐようになってきています。
そのため、ちょっと油断をするとあっという間に肌や髪の毛に大きなダメージを受けてしまうことになってしまいます。

晴れた日などは日焼け止めのためにクリームなどをたっぷりと顔や手足に塗っておきたいところですが、実はそれだけでは紫外線ケアは十分ではありません。
実は紫外線が人の髪の毛にも多大なダメージを与えてしまい、かつそうなると肌よりも回復に時間がかかってしまうのです。

外出をするときにはできるだけ帽子など直射日光が髪の毛にあたらないようにする工夫をして、もし長時間屋外にいるというときには日傘やパラソルなどを使いながら、できるだけ日陰で過ごすようにしましょう。

毎日の髪の毛のケアで心がけておきたいこと

紫外線対策の他に、毎日のヘアケアも髪質の維持には大切になります。
私達は毎日の入浴時に髪の毛を洗っているわけですが、このときの方法次第によってはケアをすることがダメージになってしまうこともあります。
最近は男性だけでなく、女性も中年期を境に抜け毛や薄毛で悩むという事例が増えてきているので、早め早めの髪の毛のケアをしておきたいところです。

毎日のヘアケアで気をつけたいのがまずシャンプーの方法です。
シャンプーをするときには、入浴前に一度ブラッシングをしておくと、突然洗い始めるよりもかなりダメージが少なくなります。
またシャンプーをつけるまえに一度ぬるま湯でざっと流すようにして表面のホコリやゴミをとっておくと、よりシャンプーの効果が高まります。
洗うときには頭皮をガリガリと削るのではなく、指先を使ったマッサージをするようにしていきます。
このときに頭皮を上手にもみほぐしておくと、頭皮内の血行がよくなって髪質を改善させることができます。

また、どんなに成分が優れたシャンプーであっても洗い残しがあるとそれが頭皮や髪の毛を大きく傷めてしまうことになります。
洗い終わったらきちんと泡が切れるまで丁寧に洗い流していきましょう。

トリートメントの使い方

髪の毛をキレイに保つために、シャンプーのあとにはトリートメントをするかと思います。
このときに気をつけたいのが、トリートメントはシャンプーのように頭皮に刷り込んだりはしないようにするということです。
トリートメント成分は頭皮改善というよりも髪の毛のキューティクルを守るためのものなので、頭皮にたっぷりとついてしまうとそれが毛穴を塞いで頭皮環境を悪くしてしまうこともあります。
頭皮そのものの健康状態を保つなら、ヘアトリートメントではなく専用のローションやオイルなどをつかってマッサージをするのがよいでしょう。

またどうしようもなくダメージを受けてしまったときや、自分ではなかなか髪質が改善しないというときには、いちどヘッドスパを本格的に受けてみることをおすすめします。
プロの技を体験することで、自分の頭皮ケアの方法に間違いがなかったかということを確認することもできます。