女性のお仕事情報

女性に人気の職業ベスト10

頬杖をついている女性

 

女性ならではの仕事の悩み

女性は仕事人生の中で妊娠・出産という男性にはない大きな転機を迎える可能性がある分、仕事選びにはより慎重にならなくてはいけません。
どんな仕事に就くにしても、その仕事が「いつまで続けられるか」や「どんなふうにキャリアを積み上げていけるか」ということを意識していないと、結婚や家庭の事情の変化を迎えたときにうまく対応をしていくことができなくなります。
また仮に結婚や出産をせずにずっと仕事をするということを選択するにしても、女性ということで何らかの職業的な制限というのは出てしまいますし、ずっと続けていくだけの動機がその仕事にあるかということは必ず一度は悩みとしてぶつかります。

なかなかそうした女性ならではの仕事の悩みというものはまだまだ世間的にわかりづらいところもありますが、若い世代の女性はかなりしっかりした人も多いようで、学生時代の段階からそうした将来的なプランを視野に入れた仕事探しをしていたりします。

そうした社会的な影響や世代の変化により、女性にとって憧れの職業とされる仕事はここ数年で大きく様変わりをしてきているようです。

今女性に人気の職業とは?

これから就職を迎える学生と、既に就職をしているものの何らかの事情で転職を考えている人を対象にしたとき、女性に人気となっている職種にはいくつか特徴がみられます。
「とらばーゆ2005年9月21日号」のデータになりますが、トップ10は以下のようになっています。

1.広報・プレス・PR・映画宣伝
2.経理・財務・会計
3.商品企画・マーケティング
4.通訳・翻訳
5.秘書
6.ブライダルコーディネーター
7.総務・人事
8.映画製作
9.航空職(CA・地上サービス)
10.インテリアコーディネーター

結婚したあとは専業主婦として家庭に入りたいと考えている女生と、できるだけ早く仕事に復帰してキャリアをどんどん積んでいきたいと考える女性のどちらも同じくらいいるのと同じように、この人気職業ランキングも大きく種類が2つに分けられています。

まずキャリア指向がうかがえるのが、1位の広報・プレスなどの仕事や3位の商品企画・マーケティング、6位のブライダルコーディネーター、10位のインテリアコーディネーターといった仕事です。
これらはどちらかというとクリエイティブ職にかなり近く、自分の感性やそれまでの経験、観察眼によってより高度なサービスを提供することができる仕事となっています。

一方で2位の経理・財務関連職や5位の秘書、7位の総務・人事などの仕事はどちらかというと専門職というよりも一般職に近い業務がほとんどで、キャリア志向よりも自分の時間をきちんと持つことができる仕事に安定的につきたいという希望がうかがえます。

どちらがよいということはありませんので、それだけ女性の生き方と働き方が多様化してきているということでしょう。