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キレイになる就寝前の過ごし方

枕

 

睡眠は美容の基本中の基本

美容についてのコツを語るとき、何よりも重要になるのは「睡眠」です。
食事や入浴といったこともきちんとしていくことが美容につながることは確かですが、それらは全てしっかり睡眠をとることができることが前提になっています。

人の体というのは案外丈夫にできているもので、健康な成人であれば2~3日は全く食べずにいても案外平気で活動をすることができます。

宗教によってはかなりの日数を断食することが定められていたりしますが、それはきちんとそのくらいの期間ならば健康に影響がないということを経験により知っているからできることです。

しかしそれが睡眠となるとそうはいきません。
睡眠を我慢することを修行にする宗教はないように、人の体は一日でも睡眠を全く取らずにいるとかなりのダメージを受けます。

よく完徹したことを自慢することがいますが、実際にはそれを1日するごとに内臓や脳は非常に強いダメージを受けているため将来大きなしっぺ返しを受ける可能性が高くなります。

動物実験などでも必要な睡眠時間を確保できなかった動物は毛が抜け、食欲や体力が減少し、体温が低くなって皮膚にさまざまな炎症や潰瘍が生じるようになることがわかっています。

睡眠は健康の大原則であるということを踏まえ、しっかり毎日質の高い睡眠をしていくように心がけましょう。

睡眠の質を高めるための習慣づくり

しかしたくさん眠ったはずなのになぜか起きたときに頭がすっきりしなかったり、早くに布団に入るのになかなか寝付けなかったりということはよくある悩みです。

そうしたことが起こるのは、一応は睡眠をしてはいるものの睡眠の質が低く十分に休息することができていないことが原因です。

まず大切なのが就寝前の準備で、なかなか寝付けないという人は実際の就寝時間の2時間くらい前から準備をして体を「これから寝るぞ」という体勢にしていくことが重要です。

寝る2時間くらい前の準備としては、お風呂にゆっくり入って体を温めたり軽く柔軟運動をして血行を軽く促進しておくということがあります。

あまり過度に興奮しすぎても眠れなくなるのですが、適度に体が温まった状態というのは精神的なリラックスがしやすくなるので、目をつぶると自然に睡眠状態に入れるようになります。

また眠る直前に食べ物を食べると内臓が動いたまま眠るので疲れが翌朝にまで残ってしまうこともあります。

ですがあまりにも空腹状態が強すぎても眠れないということはよくありますので、どうしてもお腹が減って眠れないという人はおかゆやうどんなどの消化の良い物を少しだけ食べてもよいでしょう。

毎日決まった時間に寝るようにする

もう一つ睡眠の質を高めるために重要なのが毎日できるだけ決まった時間に寝るようにするということです。

排便などもそうですが、毎日の生活のリズムがバラバラだとどうしても体が思うように働いてくれず朝起きてすぐに活動に移ることができません。

仕事をしていると難しい面もありますが、できるだけ毎日の食事時間や就寝時間をそろえるようにし、決まった時間に目を閉じることができるようにすればスムーズに睡眠に入ることができるようになります。