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ストレスケアは大切

ストレスケア

 

毎日の生活でストレスを感じていませんか?

仕事をしている人も家庭に入って家事を担当している人も、日常生活をしていると何らかのストレスを感じてしまうものです。
適度なストレスは人生に目標や刺激をあたえ、充実した生活を送るためのエッセンスになるものですが、あまりにもその量が過剰になりすぎるとむしろ心身に致命的なダメージを与えてしまうこともあります。

ストレスとはもともと「外部からの刺激」を意味する言葉です。
外部からの刺激の種類には、五感に訴える光や音、臭いや体感温度といった物理的なものの他、体の生理に関わるアレルギー質や病気のもととなる細菌などや、社会的なしくみや人間関係がもとになって起こる心理面への刺激があります。

私達は日々の生活の中でそのような三種類の刺激をそれぞれ受け続けることになっています。

ストレスを貯めやすい生活とは

同じような刺激であってもそれを受け止める人によって、甚大なストレスになる場合もあれば特に気にならないということもあります。
わかりやすい例で言えば寒い地域出身の人が南国に引っ越したばかりのときなどには、その土地の人が「寒い!」と感じる冬の時期もそれほど辛いと感じなかったりします。
ストレスを軽くするためには、このようなそれまでの環境への慣れや、習慣によるうまく刺激を避けることができるコツを身につけることが大事になってきます。

暑さ寒さといった外的刺激や、睡眠不足からくる疲労感のような生理的ストレスの場合には、その解消は対処方法がわかりやすいので比較的簡単なです。
ですが問題は、人間ならではのストレスといってもよい「人間関係によるストレス」です。

会社や家庭での人間関係は必ずしも自分の思い通りにしていくことはできませんので、どうしても我慢をしなくてはいけないところが出てきてしまいます。
そうした対人間で感じるストレスは、特定の性格や考え方をする人により強く感じられるものになっています。

例えば、まじめで融通がきかない性格であったり、内向的ではっきりと自分の意見を言えないというタイプの人です。
他にも心配性で細かいことをくよくよと考えてしまったり、必要以上に将来に対して悲観的になってしまっているような人もストレスを普通以上に大きく感じてしまうようです。

ストレスを軽減していくためには

ストレスを軽くするためには、まずはそうした人間関係のストレスを少しでも減らすことができるように気持ちを少し変化させるということが大事になってきます。
言うほど簡単なことではありませんが、同じ人と会話をするにしても、その意見を自分と違うものとして反発したり言い負かそうとしてしまったりすると、どうしても思い通りに行かないことにイライラしてストレスを貯めてしまうことになります。
イライラを感じたら少しだけ気持ちを落ち着けて、相手は相手と自分の考え通りに行動させようとすることをやめてみましょう。
どうしてもイライラが止まらない場合には、思い切ってその環境から逃げてみるというのも1つの方法です。

またストレスは体内のホルモンバランスや疲労の蓄積によって感じやすくなってしまうこともあります。
食生活や生活習慣を見直し、ストレス耐性の強い体を作っていきましょう。