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ジェルネイルオフに挑戦

女性の手

 

無理して自力で行うと危険

ジェルネイルをするときに気をつけないといけないのがネイルオフの方法です。
通常のマニキュアであっても落とす時の方法によっては大きく爪を傷めることになってしまったり、形が変形して1ヶ月以上治らないということが起こります。

まして強い接着剤を使用して長いネイルを自爪の上に装着しそのまま数日を過ごすことになるジェルネイルでは爪にかかる負担も大きく外す時に特殊な技術が必要になります。

ぞんざいな扱いでネイルを外してしまうと、もとの爪が削れたり最悪の時には剥がれてしまったりします。

ジェルネイルは数日間つけたままにしておくと接着作用が最初よりも弱くなってちょっとした力で外せそうな感じにもなりますが、そこで力づくで剥がしてしまうのは非常に危険です。

仮に力を加えれば外せそうという状態であっても、きちんと専用のリムーバーを使用し極力力を入れないようにして取り外すようにしましょう。

一番良いのはネイルをつけてもらったネイルサロンでプロの方に外してもらうことですが、当然その時には料金が発生しますし予約のための時間もかかります。

ある程度慣れてきたら自宅でも外せるようにしておくとジェルネイルをしたあとのケアのテクニックも向上するのでおすすめです。

ジェルネイルオフの基本

ジェルネイルを外すためにはまずは専用のリムーバーを購入しておく必要があります。

リームーバーは別名除光液とも言われており、マニキュアやネイル用品を扱っているお店ならば必ず取り扱いをしていることと思います。

リムーバーにも高価なものから100均で購入できるものまでいろいろありますが、基本的な性能はそれほど異なるものではありません。

ただ一点気をつけてもらいたいのが、リムーバーの多くに含まれている「アセトン」とはかなり強力な溶剤であるため効果が高い反面で人体にかなりの悪影響を与えます。

ですので初心者が使用する場合には「ノンアセトンタイプ」というものを選ぶようにした方がよいでしょう。

比較的高価なリムーバーは刺激が少なめになっていますが、落とした後に適切なケアをすることができれば安価なものでも特に不都合があるわけではありません。
逆に高価なものを使用してもその後のケアが不十分だと爪を痛めてしまう可能性があります。

リムーバーの他にコットン、アルミホイル、プッチャー、ヤスリ(ファイル)といったものを用意しておきます。

手順としてはますはジェルネイルの表面にファイルを使用して傷をつけてそこにリムーバー液を染み込ませたコットンを乗せてアルミホイルで包み込みます。

リムーバーは揮発性なので乾燥しないようにしっかりと包んでしばらくおいておきます。
ジェルがふやけてきたらプッチャーを使用してゆっくりと剥がしていきます。

寒い時期などはなかなかふやけないこともあるので、決して力をいれることなく十分に時間をかけてやさしく剥がしていきましょう。

除去が終了した直後は自爪もふやけて白っぽくなっているので、ベースコートやトップコートなどでしっかりと保護しハンドネイルなどでしっかり皮膚のケアをしていきます。

除去後のハンドケアは念入りに

自爪に影響が出てくるのはオフをした直後よりもむしろしばらくしてからのことです。
爪はゆっくりと入れ替わりをしていきますので、オフをしたときに指の根元付近にあった爪はその後数週間かけて伸びていくにつれてさらに弱っていくことになります。

ですのでネイルをオフしたあとに最初に伸びてくる爪は二枚爪などになりやすく、もろく割れやすい状態になってしまいます。

それを防ぐためにはオフをしたあとにしっかりとリムーバーを取り除き、ハンドクリームを塗るなどケアしていくようにしましょう。

ネイルサロンではハンドケアだけでも受け付けてくれていますが、ハンドマッサージやネイルへのクリーム塗布、温めなどをしていくことでかなり爪の状態を良くすることができます。
爪の状態を見て悪化が見られるようなら早めに医師の診断を受けましょう。